IKUNO×グローバル 3月号 イタリア



Gabriella Rana(ガブリエッラ ラナ)さん
イタリア出身。イタリアの大学を卒業後一度来日し、一年間暮らしたあと帰国。しかし日本好きが止まらず2年前に再度来日し、現在で生野でのくらしは通算4年目に突入中。公的な機関で働く傍ら大学でイタリア語を教える。
-故郷はどんなまち?
イタリアって長靴みたいな半島でしょ。そのかかとのところにある街に住んでいたの。海が近くて、中世の建物も多く残っている石畳の街バーリ。大きな白い教会があって、その白と海の青さのコントラストがなんとも言えない雰囲気のある街なんです。あとは小さな耳たぶって言われるショートパスタが有名で、家族で食べる分は、軒先でお母さんたちがおしゃべりしながら小麦粉を練って作ってました。耳たぶっておもしろいでしょ。オレキエッテって名前のパスタで、この形にするのはちょっとコツがいるけど、私も大好きで自分で作って食べてます。


-生野のくらしはどう?
仕事のチャンスをつかむには東京を選ぶ人も多いけど、私は生野が好きで、また戻って来ました。日本の人はシャイな人が多いイメージだったけど、実際に会った生野のまちの人は違ってたんです。みんな明るくて、いろいろ話しかけてくれる。だから商店街での買い物もすごく楽しくて。あとは銭湯も好き。実はイタリアにも銭湯があるんです。今住んでいる家の近くにも、たくさん銭湯があってうれしい。週に1回は銭湯に通ってます。その日の気分によって選ぶんです。ゆっくりのんびり湯船につかりたい時に行く銭湯、楽しくおしゃべりしたい時に行く銭湯って。生野でのくらしは、心も体もポカポカになります。

大好きな銭湯のひとつ
実はいちご大福も大好き
商店街のお店から、たくさん笑顔で声をかけらていました




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