舎利尊勝寺 石仏西国三十三ヵ所巡り!!
お天気のいい日に舎利寺に行ってきました。みなさん、境内に石仏があるって知っていましたか?
その迫力に圧倒されましたので、ご紹介します♪
舎利寺は、正式名称は「南岳山舎利尊勝寺」と呼ばれ、禅宗の一派である黄檗宗のお寺です。
本尊は釈迦如来です。
伝説の内容はこちらをご覧ください。→ 区の由来
境内には、幕末の1853年(嘉永6年)に32代幸道和尚により、西国三十三カ所観音霊場が再現されています。巨大な石碑にそれぞれのお寺の御詠歌(仏の徳などをたたえて、『五・七・五・七・七』の和歌にして、唱えるもの)と本尊の石仏が置かれています。
石仏の迫力には圧倒されました!!一部をご紹介します!
【第一番 青岸渡寺 如意輪観世音菩薩】
【第四番 槇尾寺(施福寺) 十一面千手千眼観世音菩薩】
石碑を邪鬼が支えています。ちょっと愛らしいですね。
【第八番 長谷寺 十一面観世音菩薩】
【第十三番 石山寺 如意輪観世音菩薩】
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重そうな石舞台が3つの石で支えられています。
【第十九番 革堂 行願寺 千手観世音菩薩、 第十八番 六角堂 頂法寺 如意輪観世音菩薩】
竹藪の中、厳かに鎮座しています。
【第二十六番 一乗寺 聖観世音菩薩】
【第三十番 宝厳寺 千手千眼観世音菩薩(観音堂)】
琵琶湖の中に位置する第三十番宝厳寺は、ミニチュアの琵琶湖が再現されています。
【第三十三番 華厳寺 十一面観世音菩薩】
さあ、最後の札所は唯一の近畿圏外、岐阜の華厳寺です。本堂の裏側にあります。
生野区に居ながら、西国三十三カ所を巡れました。寺社巡りが好きな方も、お散歩好きな方も、舎利寺で心癒されてみませんか?
●場所…生野区舎利寺1丁目2番36号
●交通…市バス『生野消防署前』下車 西へ5分
西国三十三カ所巡りとは・・・
四国八十八カ所と並んで最もよく知られた巡礼の道です。現在の近畿二府四県と岐阜県にまたがって点在する寺を巡り、観音菩薩を訪ねます。奈良時代に奈良・長谷寺を開いた徳道上人によってはじめられたとされ、花山法皇(968~1008)によって再興され広がったと伝えられています。