区長コラム:里親(さとおや)について知ってください!


こんにちは、生野区の大きなイベント「紫陽花まつり」が6/10(日)に開催され、多くの方のご協力でにぎやかに終えることができました。生野ライオンズクラブ様による紫陽花の寄贈もあり、抽選会は大いに盛り上がりました。


「多世代・多文化のまち」をテーマにトークセッションも開催しました!


また、先日のブログで紹介がありました「生野ラグビーフェスティバル2018」も勝山高校で開催され、ラグビーを愛する子どもから大人まで交流や試合を楽しみました。次年度以降も、続けられればと思います。



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さて、いろんな行事に追われる中ですが、悲しい虐待のニュースが入る度に区長として、元小学校の校長として、また一人の親として胸がつぶれる思いがします。しかし、悲しみ、憤っているだけではなく、行動をすることが大切です。

虐待から子どもを守れないケースで、「一時保護所がいっぱいだから」という理由が挙げられます。大阪市では拡充に努めていますが、里親を増やすことも解決策になります。
今日は、里親について、皆さんにもっと知っていただきたい!と思います。

「里親制度」とは、家庭で生活することができない子どもたちを、家族の一員として迎え入れ、温かい愛情と家庭的な雰囲気の中で育てていく「こどものための制度」です。

大阪市には親の病気や経済的な理由などで家庭から離れて生活しているこどもが平成29年3月末で約1,200人いますが、そのほとんどが乳児院や児童養護施設で生活しています。

実の親と暮らすことのできないこどもが、家庭的な雰囲気で一人ひとりが尊重されて生活できるよう、大阪市では、里親委託を推進しています。しかし、実際に里親に登録されている方は、全市で124家庭、生野区で5家庭(平成29年3月末現在)とまだまだ足りていません。

「里親」には、養子縁組を前提とした「養子里親」のほかにも、一定期間家庭で育てていただく「養育里親」、施設で生活するこどもを月に1~2回家庭で過ごさせていただく「週末里親」もあります。

里親になるには、申し込みののち、面接や研修を受けていただく必要があります。実は、私も在住する浪速区に里親がいなかったことから、夫と共に時間を作って里親研修を受けています。すでに、実地研修も終えており、今後は登録に向けた審査を受けます。実子がいても共働きでも、条件次第では単身でも可能な場合があります。

「育てあげる」イメージが強い里親ですが、短期の預かりもニーズがあります。将来的に「一小学校区、一里親」をめざし、身近な存在になればと思っています。
児童福祉に関心があり、こどもたちの支えになりたいと思われる方は、ぜひ一度、大阪市こども相談センターか当区子育て支援室までお問い合わせください。「自分ではできないなぁ」という方は、ぜひ里親制度を広めるお手伝いをしてください!企業で広報を手伝ってもいいよ、という会社も歓迎です。



 「さとおやってなあに」で検索してください!



生野区では、今年度はこれまで以上に里親に対する広報周知強化をしていこうと思っています。その第一弾として、ファミリーサポートセンター(ファミサポ)生野が開催する、地域交流会をご紹介します。

6月14日に「週末里親を終えて思うこと」というテーマで講演会を実施されます。ご興味を持たれた方はぜひともご参加ください。



今後も里親研修の日程など、いろいろな情報をお届けしていきたいと思います。




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◆子育て応援♪ファミリーサポートの提供会員募集しています ↓
http://ikunokukodomokosodateplaza.com/family-support/
里親もファミサポもしている方もいます!生野区で研修あります


◆地元の小学生に関わってほしい!いきいき地域指導員募集 ↓
http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000002465.html
小学校の放課後事業をお手伝いいただける方、お願いします~



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