いくのdeリノベ8月号:人の可能性を広げる家
第4回目のご紹介は、事務所兼自宅として長屋をリノベーションされている橋爪さんのお住まいです。
当時の仕事の関係で引っ越してきた生野区。偶然移り住んだ場所だそうですが、まちの活性に積極的に関わってこられた橋爪さん。“生野区空き家活用プロジェクト”もそのひとつです。
“生野区空き家活用プロジェクト”とは
「生野で暮らしたい人の、空き家探しをお手伝いしよう!」
「住みたい人と空き家を持っている人を結びつけよう!」
という、生野区に住む人たちの“生野を思う気持ち”が詰まった取組みです。
今回のご自宅は、このプロジェクトの“第1号”として出来たもの。
「・・・空き家探しとリノベーションをする時、一体どこにアクセスすればいいのでしょうか。実際に住むまでに、どういうステップを踏めばいいか。進めていく上で、どういう問題が起こって来るのか。そんな生野暮らしを始めるまでの段取りを誰でも自由に見られるように・・・」
「橋爪家がその“実験台”になり、その様子をインターネットで発信していく。」
と当時のブログ記事に綴られていました。
(詳細は下記をご参照ください)
そのお気持ちそのままに、お住まいが出来上がるまでの過程を、“住む側”の立場で丁寧に取り上げ、ブログで発信されています。
引用元:橋爪さんのブログ「橋爪大輔」
【生野区】生野暮らしをしたい人がいたら、生野区は皆で空き家探しを手伝いまっせ | 橋爪家の空き家探し
【生野区・空き家】 橋爪家は生野区で空き家を探します。そして、職と住が一体化した『生野暮らし』を目指します。
お住まいには、玄関と別の場所に設けられたもう一つの入口があります。入るとすぐに土間が広がり、腰かけるのに丁度良い上がり框(かまち)が出迎えます。
事務所をメインとして、家族・友人が集うプライベート空間、さらには地域活動やワークショップの開催場所、といった具合にさまざまな顔を持ち、多くの人が集うこの場所。生野区内で“まちのえんがわ”の名で、会社の一角をコミュニケーションスペースとして開放されている先例にならい「“まちのえんがわ”橋爪事務所」と名付けられています。
「家に事務所を作って、そこをいろんな顔を持つ場所にする。そんな暮らしがしたいと思っていたので、この場所はお気に入り。」と話す橋爪さん。
「“お誘い”には極力応えるようにしている。まずは一度やってみることを大切にしている。」と話す橋爪さんは、地域の活動にも関わっています。「“こんな暮らしがしたい”と思ったことが多くの人に助けられて形になり、今の場所ができた。この場所がまた、叶えたい夢のある人を引き寄せ、その人の可能性を広げる場所になっている。」という言葉からは、出会いを大切にする人柄が溢れていました。
勝山北地区にあるお住まい。路地裏に面したお家は勝山通りから
ほど近い場所ですがゆったりとした時間が流れる静かな空間です。
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当時の仕事の関係で引っ越してきた生野区。偶然移り住んだ場所だそうですが、まちの活性に積極的に関わってこられた橋爪さん。“生野区空き家活用プロジェクト”もそのひとつです。
“生野区空き家活用プロジェクト”の名付け親で、その一員としてリードしてきた橋爪さん。 |
昔ながらの町並みという良さがある生野区。
一方で、空き家の増加が課題でもあります。
そんな課題の解決に向けて、住民・建築関係などの専門家が集まり、
始動したのが“生野区空き家活用プロジェクト”。「生野で暮らしたい人の、空き家探しをお手伝いしよう!」
「住みたい人と空き家を持っている人を結びつけよう!」
という、生野区に住む人たちの“生野を思う気持ち”が詰まった取組みです。
今回のご自宅は、このプロジェクトの“第1号”として出来たもの。
1階の改築を主に大工さんに任せ、2階は大工さんの力を借りながら、
子供部屋の解体や床張り等を自分たちで施したそう。
(写真は橋爪さんのブログから)
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(写真は橋爪さんのブログから) |
「橋爪家がその“実験台”になり、その様子をインターネットで発信していく。」
と当時のブログ記事に綴られていました。
(詳細は下記をご参照ください)
そのお気持ちそのままに、お住まいが出来上がるまでの過程を、“住む側”の立場で丁寧に取り上げ、ブログで発信されています。
引用元:橋爪さんのブログ「橋爪大輔」
【生野区】生野暮らしをしたい人がいたら、生野区は皆で空き家探しを手伝いまっせ | 橋爪家の空き家探し
【生野区・空き家】 橋爪家は生野区で空き家を探します。そして、職と住が一体化した『生野暮らし』を目指します。
お住まいには、玄関と別の場所に設けられたもう一つの入口があります。入るとすぐに土間が広がり、腰かけるのに丁度良い上がり框(かまち)が出迎えます。
事務所をメインとして、家族・友人が集うプライベート空間、さらには地域活動やワークショップの開催場所、といった具合にさまざまな顔を持ち、多くの人が集うこの場所。生野区内で“まちのえんがわ”の名で、会社の一角をコミュニケーションスペースとして開放されている先例にならい「“まちのえんがわ”橋爪事務所」と名付けられています。
「家に事務所を作って、そこをいろんな顔を持つ場所にする。そんな暮らしがしたいと思っていたので、この場所はお気に入り。」と話す橋爪さん。
「“お誘い”には極力応えるようにしている。まずは一度やってみることを大切にしている。」と話す橋爪さんは、地域の活動にも関わっています。「“こんな暮らしがしたい”と思ったことが多くの人に助けられて形になり、今の場所ができた。この場所がまた、叶えたい夢のある人を引き寄せ、その人の可能性を広げる場所になっている。」という言葉からは、出会いを大切にする人柄が溢れていました。
「面白そうと感じたことをやっているだけ。」と無邪気に笑って話す橋爪さんは一見、大らかな人。
対して、話す言葉や整然とした室内からは几帳面さを、実験台に名乗り出たエピソードからは大胆さも。
様々な面を持つ橋爪さんは、良い意味で予測ができない、魅力いっぱいの方でした。
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