『防災のススメ』<大雨・暴風編>「広報いくの」バックナンバー 2019年6月号
【特集】 生野区役所防災担当〝はまちゃん〞まだまだが伝えたい
防災のススメ<大雨・暴風編>
大雨や暴風による被害は、例年6月~7月の梅雨のシーズンや、7月~10月の台風シーズンに集中しています。 特に、近年は、ゲリラ豪雨と呼ばれる時間雨量50ミリを超える豪雨の発生件数が増加傾向にあります。 大切なことは、一人ひとりが大雨・暴風の危険性を認識し身を守る意識をもつことです。
地震と違って大雨や暴風は、ある程度予測ができるから事前に準備できることいっぱいあります。
ぜひ参考にしてください。
はまちゃんプロフィール
濱崎友宏(はまざきともひろ)。生野区役所で、防災一筋12 年。わかりやすい説明に定評があり、2018年度だけでも地域などで145 回、のべ8,000 人を超える市民・区民に防災出前講座を行ない、 自助・共助の大切さを訴えています。
大雨に備える
生野区の大雨被害の想定を知っておこう
生野区内には、西に平野川、東に平野川分水路があり、さらに区域外とはいえ南には大和川が流れています。
そのため、大雨には強い地形ではありません。「WEB版生野区防災ハザードマップ」では、
想定される最大規模の降雨や高潮による浸水範囲・深さに加え、
避難所などの情報を知るために必要なことをスマホやパソコンで確認できます。
生野区の被害想定の確認は、「WEB版生野区防災ハザードマップ」で確認!
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自分だけのハザードマップをつくろう!
「ここをクリック」
または「QRコード」から、生野区HPにアクセスしてください!マップはプリントアウト、
避難経路上のマンホールや溝などの危険箇所を記入しておいてください!
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多言語対応も
してるで 日本語
英語
韓国語
中国語(簡体)
中国語(繁体)
ベトナム語
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浸水が浅い初期段階や小規模な水害時には、「水のう」が有効!
水のうはごみ袋で作れるねん!
片づけも簡単やし、災害時には中の水を生活用水としても活用できるで。
片づけも簡単やし、災害時には中の水を生活用水としても活用できるで。
超簡単
水のうの作り方
1 家庭用ごみ袋(45 リットル程度)を2 枚重ねます。
2 袋の半分(20 リットル)くらいまで水を入れ、中の空気を抜いて、口をしっかりと縛ります。
ブルーシートやレジャーシートと
組み合わせて、玄関のドアの外側に置いて!
「土のう」を無料で貸し出しています
クリアウォーター(株) 田島管路管理センター
☎06-6751-5048
☎06-6751-5048
暴風に備える
避難のこころえ(大雨・暴風のとき)
早め早めの行動で!
河川の氾濫は一気に起こることがあるから、避難が遅れると命にかかわるで。風や
雨が激しくなったり、日が暮れて暗くなったりしてからやと、移動が困難になるから、
特に高齢者や子どものいる家庭は、早い段階から避難することが重要やで。とにか
く「情報」を正しく知って、早めに行動することが大切やわ!
近所の人と声をかけあって!
避難するときは、ぜひ近所の人たちと声をかけ合って。一人暮らしの方や、高齢の
方などにも声をかけて、情報を共有したり、一緒に避難してほしいねん。
日頃からあいさつをかわすなど顔の見える関係づくりが、災害に強いまちになって
いくと思うねん。
冠水した道路は本当に危険!
最後に、これだけ言わせて! 冠水した道路を歩くことは、浸水が浅く見えてもふた
の外れたマンホールや溝などが見えなくなるからメチャ危ないで! 避難所への移動
は浸水が始まる前に行うことが基本。「避難準備・高齢者等避難開始」が発表され
た時点で避難所は開設してるから、危険を感じたら、ためらわず避難して。
●避難時の持ち物
●避難情報
防災スピーカーや、携帯電話・スマホへ救急速報をお伝えします。
川の水が溢れ、道路や家が浸水する危険がある場合に、大阪市から避難情報をお伝えします。
「警戒レベル3」が出たら、高齢者などは、危険な場所から避難してください。 また、「警戒レベル4」が出たら、全員が危険な場所から避難してください。
普段からの災害に備えての準備と、早めの判断が大事です。 生野区には36か所の避難所がありますが、そのすべてが「3階建て以上」の建物になっています。
「警戒レベル3」が出たら、高齢者などは、危険な場所から避難してください。 また、「警戒レベル4」が出たら、全員が危険な場所から避難してください。
普段からの災害に備えての準備と、早めの判断が大事です。 生野区には36か所の避難所がありますが、そのすべてが「3階建て以上」の建物になっています。
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災害時には「自助(じじょ)・共助(きょうじょ)」が重要!
自 助
溝の掃除をしたり、避難生活のための備蓄をしたり。災害情報の 収集や、災害時の伝達方法(災害伝言ダイヤル171 など)を確認しておいて。
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とにかく、自分の命は自分で守る「自助」。
その後は、みんなで助け合う「共助」。
ほんま、これを忘れんといてや!
その後は、みんなで助け合う「共助」。
ほんま、これを忘れんといてや!
問合せ
地域まちづくり課 4階44番電話 06-6715-9022
FAX 06-6717-1163
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