IKUNO×グローバル1月号 中国


林 嬌(リン キョウ)さん

中国福建省出身。2009年に結婚後、一足先に日本で働いていた夫の元へ。3年前より生野区に移り住み、中国やベトナムの食材店を営む。夫と小学生のお子さんたちとの4人暮らし。

「こどもは日本語の上達が早い!」
長男は4歳半で、次男は2歳半で来日。それまでは、中国に住んでる両親が育ててくれました。故郷では普通のことなんだけど、日本ではびっくりされますね。
こどもたちは日本語を覚えるのがほんとに早かった!来てすぐの長男が、幼稚園でお友達と日本語でおもちゃの取り合いをしてたんです。こどもも必死だったんでしょうね。今では、2人ともすっかり日本の生活になじんで、近所のお友達とも行き来して仲良くしています。

私はまだまだ日本語の勉強中です。こども達のように幼稚園や学校で毎日話すと覚えるのも早いですよね。
こどもの学校のお便りは漢字を見たら、だいたいの意味はわかるんですが、わからない時は、こどもや周りのお母さんに教えてもらっています。

「キャラ弁ってなに!?」
中国でもお弁当はあるけど、炒め物とご飯をパパっと入れるだけのもの。初めての保育園での遠足のとき、近所の中国人の友達が「日本では『キャラ弁』を作るんだよ」って教えてくれて。慌ててネットで画像を探して、道具もたくさんそろえてがんばって作りました!なんとか新幹線に見えたかな。文化の違いはいろいろ感じるけど、これからも楽しく過ごしていきたいです。


ふるさとの料理では麻婆茄子が一番好きです!
日本のよりずっと辛いんですよ。



毎年夏休みには福建省のふるさとに帰省しています。
こどもたちは、おじいちゃんに市場へ連れて行ってもらうのをいつも楽しみにしています。
市場では、野菜にくだもの、海老、蟹がどっさり並んでいます!



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お店には、お茶の葉、調味料、カップラーメン、駄菓子、冷凍食品などいろいろな食材が並んでいます。
常連のお客さんからは「ここのお店が無いと、とても困る」との声も。
「最初は、お客さんは中国の人だけかと思っていたけど、韓国、ベトナム、日本と、いろんな国のお客さんが来てくれるようになって嬉しい。」と話してくれました。







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