「居場所」と「持ち場」のあるまちへ(「広報いくの」2020年1月号・特集記事より」)

2020年1月号の特集記事
「『居場所』と『持ち場』のあるまちへ」で掲載しきれなかった写真や記事も含め、ここで紹介します!



乳幼児健診時に絵本の読み聞かせをしてくれているボランティアの方々です。
区役所で開催された絵本のイベント「絵本パーク」にも読み聞かせで来てくれました。
の「広報いくの」2020年1月号の表紙を飾った写真。

すべての人に、安心して過ごせる「居場所」があり、得意技や経験を活かせる「持ち場」がある、そんなまちなら、ずっと住み続けたい。
まちづくりの主役は、区民の皆さん一人ひとりです。
このまちにはすでにたくさんの「居場所」や「持ち場」があり、自分らしく暮らしてる方々がいます。
ここではほんの少ししか紹介できませんが、あなたも、今年一歩前へ踏み出し、昨日とは少し違う自分に出会ってみませんか。

こどもたちに絵本の読み聞かせやってます

【区役所の乳幼児健診時での読み聞かせ】
3ヶ月児・1歳半児健診のときに、待ち時間を利用して読み聞かせをしています。
絵本の世界の楽しさを保護者の方とも共有できたら嬉しいです。
3ヶ月の赤ちゃんでも、じっと見てくれたりするんですよ。その様子を見て保護者の方もびっくりされます。
家でも絵本をとおして赤ちゃんと触れ合うきっかけになれば嬉しいです。


<生野区役所保健福祉課担当者より>
3ヶ月児健診と1歳半児健診は、合わせて月に3回実施しています。20名ほどいるボランティアのメンバーの方々のうち、毎回2~5名ほどの方が読み聞かせをしに来てくれています。

健診時での読み聞かせの様子①
健診時での読み聞かせの様子②
健診時での読み聞かせの様子③
ボランティアさんの中国語での読み聞かせをされる方もいます



☆読み聞かせボランティアさんより☆
「絵本を通しての小さなこどもたちとのコミュニケーションは私にとって癒しの時間です。
自分のこどもには絵本を読んであげる余裕がなかったけれど、子育てがひと段落して、
他のお子さんにおだやかな気持ちで楽しく読み聞かせさせてもらってます。」
「家にこもりがちだと笑うことあまりないなって。ここで小さいお子さんに読み聞かせをしていると、こちらも自然に笑顔が増えて元気になれるんです。」


【問合せ】区役所保健福祉課(子育て支援室) 電話:6715-9024


【図書館ボランティアとしての読み聞かせ】
図書館での講座を受講後、区内各所で、絵本の読み聞かせをしています。
こどもの頃から、絵本の世界を楽しみ親しんでもらいたくて活動しています。
毎回、こどもたちの反応をイメージしながら、読む絵本を選んでいます。
【問合せ】生野図書館 電話:6717-2381

絵本の会生野・・・区内の幼稚園・保育所で、園児さんに読み聞かせをしています。
また、生野図書館で、毎月第1土曜日の午後2時30分から、毎月第2水曜日の11時から(0・1・2歳向け)、絵本の読み聞かせをしています。
 新しく仲間になってくださるメンバーを募集しています。


保育園での読み聞かせの様子①
保育園での読み聞かせの様子②

11月30日に区役所で開催された「絵本パーク」でも
読み聞かせをしてくれました。
楽しい絵本の読み聞かせに、お子さんたちも集中して聞いていました♪

あじさいブッククラブ・・・区内の小学校で、児童たちに絵本の読み聞かせや、おはなしをする活動をしています。




 「馬頭琴」(スーホの白い馬の話)の語りの際、児童にモンゴルの生活の様子を教えてくれたり、
馬頭琴の音色を聞かせてくれるなど、深く物語を味わえる工夫がたくさんありました。
取材日は、ハロウィンの直前だったので、ハロウィンにちなんだ絵本を
読んでくれました。ワクワクドキドキ楽しい時間が流れました。





「あじさいブッククラブ」のメンバーの方々。
「絵本パーク」にも来ていただきました。
生野区内の小学校で、絵本を読んだり、紙芝居やおはなしをしたり
さまざまな活動をされています。

☆ボランティアグループ「あじさいブッククラブ」の新しいメンバーを募集しています。
 小学校派遣ボランティア養成講座 
 令和2(2020)年2月18日(火曜日)・2月27日(木曜日) 
 詳細はこちらをご覧ください
 →https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo86ng35w-510#_510


紙芝居すみれの会・・・いろんなところで、こどもたちに紙芝居を披露しています!

絵本パークでも、たくさんのこどもたちの前で紙芝居をしました♪



まちを花でいっぱいにする活動してます

生野区緑花友の会

「花づくりを通した交流が楽しい」
生野区花づくり広場(巽中1-5)で、種から花を育て、区内の公園や学校、保育所、福祉施設などに、植え付けをしています。8月と1月を除く、毎月第2月曜日の10時~12時は、どなたでも自由に見学できる日です。花づくりを通じていろんな人たちと交流の場が広がればすばらしいなと思っています。

見学の日の様子。
苗の生育の状態や、あげている水の量は適度なのかなど、
花への愛情が溢れています。
生野区役所前の花壇に植え付けをしてくださっています。
「自分たちが育てた花が咲いていると思うと
嬉しくて、楽しくて、1ヶ所1ヶ所訪ね歩いてみたくなります。
元気にしているか?かわいがってもらっているか?と。」
いろいろな種類の花がてきぱきと植えられていきます!
年末にはお正月用の寄せ植え講習会も開催。
昨年は12月19日に開催しました。
出来上がった寄せ植え。
作る人によって少しずつ表情が違います。

生野区緑花友の会の活動は生野区ホームページでもご紹介しています
【問合せ】区役所地域まちづくり課 電話:6715-9734

ここは野菜を育てる、心を休める、人とつながる、そんな場所です

松野農園(生野東3-13-3

「ランチ会してます!」
毎週火曜日には、ボランティアさんが作る料理でランチ会をしています。実費はいただきますが、どなたでも参加できます。農園で採れた野菜も使ってます♪栽培や料理が好きな人もぜひお越しくださいね!
イベントも不定期で開催していて、不漁の年を除き、毎年10月に開催している「さんままつり」では、売上を被災障がい者支援の活動に寄付しています。前回は150尾が完売しましたよ!
野菜を育てている農園。
畑の隣でランチ会!
予約制をやめたら以前よりたくさんの方が来られるように。
おいしいランチを囲みながら、なごやかな時間が流れます。
日によって違う、手作りの優しい料理が並びます。
この日のメイン料理は、芋煮(いもに)!山形県出身の方が作ってくれました。
畑で採れた野菜たっぷりの味噌汁が並ぶことも!
代表の吉岡さん。
「土と触れ合ったり、心を休めたり、いろんな人と出会ったり、
そんなふうにして社会とゆるやかにつながっていく場になればいいなと思っています。」

「松野農園」については、Facebookで情報発信中!
https://www.facebook.com/pages/%E6%9D%BE%E9%87%8E%E8%BE%B2%E5%9C%92/322761401611407
【問合せ】出発のなかまの会 ととりの木(吉岡) 電話:6752-4695

元気な野菜を育てて施設に寄付してます

栽培ボランティア

「元気な野菜が育つと嬉しい!」
定年退職後から75歳までの男性が対象の、有機無農薬野菜の栽培活動です。
野菜は種や苗から育て、大きく育った野菜は、新鮮なうちに施設等に寄付します。
こどもたちから「おいしい!」と言ってもらえたのがとても励みになりました!
生野区社会福祉協議会の屋上での栽培活動の様子。
昨年、新たに広がった活動の場「むすびファーム」。
「むすびファーム」でも栽培の講習会が開かれたり、
種から野菜を育てたりしています。
社協のスタッフさんも一緒に野菜の植え付けをしています。
「むすびファーム」で雑草を抜いたり、野菜に水をやったり、
精力的に活動をされてるお二人。
「栽培のことは素人だったけど、今は、この活動が生きがいになってます!
この活動がもっと広がればいいな。」と話してくれました。
収穫したいろんな種類の野菜。元気いっぱいです!

【問合せ】生野区社会福祉協議会 電話:6712-3101


手話を通してろうあ者とのつながりづくりしています

生野手話サークル レインボー

「手話、はじめてみませんか?」
「手話を通してろうあ者との理解を深めたい」、「多くの方々に手話を広めたい」と、日々活動しています。
手話スキルアップのため、定例学習会を開催しています。
興味のある方はどうぞお越しください。(毎週水曜19~21時 区民センターにて)

手話に道具はいりません。気持ちときっかけがあればいつでも始められますよ!
「手話との出会いは突然!子育てがひと段落し、何か始めたい、勉強したいと思ってた頃、
ろうあの方が手話で音楽をしているのを見て“かっこいい!これだ!”と思ったんです。
私にもできそうって。実際は難しかったけど、20年以上楽しくこの活動を続けています。」

【問合せ】生野区社会福祉協議会 電話:6712-3101

障がいのあるお子さんがいるご家庭のつながりづくりしてます

輪母(わはは)ネットワーク

「地域で安心して子育てするために」
障がいのあるお子さんをもつお母さん同士がつながって、「ワハハ!」と笑いながら、このまちで安心して子育てができればいいなと思い、2006年から活動しています。
障がいの種別や度合いに関係なく、不安に思っていることを相談したり、地域に密着した情報を交換したり、こどもの成長を喜び合ったり。そんなお母さんたちが気軽に集える場を定期的に開催しています。
定期的に開催している集まりは、
子育ての相談から、たわいもない内容まで
色々な話を安心して話せる場となっている。
災害時に誰もが取り残されないようにと、
2年前、たくさんの人の協力のもと作成した
「障がいのある人とその家族の防災ワークブック」。



10周年の時に、みんなでお揃いのポロシャツを作ってイベントに参加しました!


「輪母ネットワーク」の活動はこちらをご覧ください。

【問合せ】生野区社会福祉協議会 電話:6712-3101


視覚障がいのある方向けに、広報紙の音訳をしてます

音訳ボランティアかたつむり

毎月、生野区の広報紙も「かたつむり」さんが、心をこめて音訳し、視覚障がいのある方のもとへ届けてくれています。
音訳の様子。
原稿を見ながらマイクに音声を吹き込みます。
回りには他にもメンバーがいて、間違えなく読んでいるか
チェックしてくれています。
音訳時は、緊張感ありますが、録音が終わるととても
和気あいあいとした雰囲気の「かたつむり」さんです。
多くの人に情報が届くように、心をこめて音訳をしています!

かたつむり」さんの活動は、別にブログ記事で紹介しています。
『音訳ボランティア「かたつむり」さんの音訳現場を直撃取材!』
ぜひご覧ください!





「何か始めてみようかな」とお思いの方は、生野区ボランティア・市民活動センターまで、
ぜひ、ご連絡ください!

生野区ボランティア・市民活動センター(生野区社会福祉協議会) 電話:6712-3101

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