いくのdeリノベ4月号:「天窓(てんまど)」のある家

  田島地区の今里筋から東に入る通りに康本さんご夫妻のお宅はあります。辺りは、大通りの喧騒から一変し静かな住宅街に。木のドアとそれを囲む青色のタイルが特徴的な3階建ての1軒家。



玄関ドアの上にはレトロな照明器具。
ブルーのタイルにもマッチしています。
 築30年のこの家を、お二人の住まいに決めたのは、「天窓」があったから。光は3階から2階の踊り場を抜け1階の玄関ホールまで深く降り注ぎます。昼間はできるだけ自然の光だけで生活をしたいという妻の安紀さんの願いが叶った家でした。



2階から見上げた天窓

 大幅な間取り変更を伴うリノベーションでしたが、なんと引っ越してから始められたそう。居住階を順に移す工夫で、半年後には木の温かさとモダンな家具が共存する素敵なお住まいに生まれ変わりました。夫の禎秀さんは塗装のプロ。建築に詳しいご友人と、屋根、外壁、内装全てにおいて自ら手掛けられたとのこと。




 1階の居住部分だったところは、床をはがしコンクリートを敷き、広いガレージに。壁は深緑色に塗ったタイルと、木の板が共存し、陶製ソケットの電球がアクセントに。



改装前は1階にキッチンがありました。




改装後の1階。はがした天井が手を入れずそのままに。

 

  2階は、お二人が主に過ごす場所。洋室を2m×1.6mの大きな浴室に。特大サイズのバスタブと、そのまま残した掃き出し窓が特徴的です。窓を開け放ち、外を感じながら入るお風呂は解放感たっぷり。安紀さんの一番のお気に入り場所です。



浴室に変わる前の2階の洋室。
奥に見えるのが掃き出し窓。
シンプルで真っ白な浴室。

2階の和室と引き戸の向こうの浴室は、改装後、
リビングダイニングに。

2階の和室と浴室の解体途中。
2階の改装後のリビングダイニング。



木のぬくもりが感じられるリビングダイニング。




  さらに、浴室と和室部分を、リビングダイニングに。その一角には、たたみ一畳ほどの小上がりがあり、そこは、リビングの白壁にプロジェクターから映し出される映像を楽しむには絶好の場所。禎秀さんの定位置でもあります。床には、杉の無垢材が敷き詰められ、やわらかな質感とあたたかな印象がリビングを一層心地よい空間にしてくれています。
大きな画面は迫力満点。
スポーツ観戦を楽しまれることも。


小上がりは禎秀さんのお気に入りの場所。ぴったりサイズの心地よさでうとうと…。


  3階は、2つの和室をそれぞれ洋室に変え、寝室とウォーキングクローゼットに。部屋と部屋の間のスペースには、本棚と大きな椅子、そして間近に迫る天窓が。ここでは、音楽を聞いたり、本を読んだり、夜には静かに月を楽しんだり。




3階にあるくつろぎの大きな椅子。


3階の天井。シーリングファンがゆっくり回り、
天窓からは光が降り注ぎます。






  仕事でお忙しいお二人ですが、この家で優しくほほ笑み合い、お話される様子からは、ここがお二人にとって、穏やかな時間が流れ、くつろげる場所であることが感じられます。
 



 



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