生野区「多文化カフェ」を開催しました!





生野区では従来から在日韓国朝鮮人の方をはじめとして、様々な国籍の方々が暮らしていらっしゃいます。
近年では国籍も60ヵ国を超える国際色豊かなまち、いくの。



生野区役所では、これまで区の地域福祉をはじめ、多文化共生の推進するため、区民の方々をはじめ、多くの主体と協働して取り組んで来ました。
生野区には、すでに多文化共生に向けた得難い歴史の財産があります。
60ヵ国以上の国から集まる生野区で、多様性の尊重によって新しいエネルギーを生み出し、豊かなまちづくりにつながるよう、これからも、区内に住む誰もが、ともに地域の一員として、お互いに交流して、尊重し、理解し合い、安心して暮らせるまちづくりを目指しています。



そしてこの夏、区民をはじめ、行政、NPO、学識経験者など、国籍やルーツ、年齢を問わず、多様な22名の方々が集まって、多文化共生にかかる生野区の未来についてそれぞれの意見を交換し、またその意見を広げていく、生野区「多文化カフェ」を7月29日開催しました。

山口区長も生野区の多文化共生への思いから、このカフェを企画し、集まって頂いた皆さんに、その思いを伝えます。


まず前半では、(公財)とよなか国際交流協会 常務理事で前 事務局長の きむ さんむん さんから「とよなか国際交流協会の活動をヒントに生野区の多文化共生の現状と未来について」話題提供を頂きました。


そして後半は、コーディネーターにコリアNGOセンターの金(きむ) 光敏(かんみん)さんを迎え、集まって頂いた22名の皆さんにより、自由な意見の交換と、その意見を広げていきました。
皆さんの笑顔と、そのイキイキとした思いは、カフェに設えた会場いっぱいに広がっていました。







時間がどれだけあっても足りない雰囲気の中で、本当に様々な意見が出されていきます。




出た意見は、コーディネーターの金 光敏さんの言葉とともにみんなに広がります。
その意見は幅広く、情報発信、共生の場所、医療・福祉、学びの支援や担い手、そしてネットワークについても出されました。
そして、持続的、継続的に進めていこうと提案されました。

当日は、空調の故障もありひどく暑い中ではありましたが、生野区役所1階は、自由な意見、熱い思いが飛び交う、まさにカフェのように自由で素敵な雰囲気でした。
このカフェは続く。これからが楽しみです。







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