区長コラム:「シビックプライド」を育てよう!
生野区のみなさん、こんにちは!
区長2年目となりました、山口です。
2025年大阪万博の誘致、秋にいよいよ決定します。盛り上げよろしくお願いします! |
年度末にお知らせしました、官民連携の「生野区シティプロモーションオープン会議」も、先日、3回目のミーティングがありました。
「そもそもシティプロモーションを、何のためにやるのか」というテーマで、生野のまちに関わる人、区外でまちづくりに取り組む人、留学生や日本の学生さんなど、多様な人たちで2度にわたり話し合いました。
私は子連れで参加していました。毎回、メンバーは多少の入れ替わりがありつつ、輪が広がっています。 |
「人口が増えればそれでいいのか?」という疑問もあり、考えさせられました。ただ増えればいいのでもなく、今から高層マンションがにょきにょき建って人口は増えたけれど「生野らしさ」が消えていくのも違う。
じゃあ、「生野らしさ」ってなんだろう?
……ある人は「つながりのある温かさ」と言い、ある人は「つながりきれていない、孤立している人もいる」と言う。どちらも、事実と言える。約13万人の区民が、同じ価値観のはずはないから。
じゃあ、「生野らしさ」ってなんだろう?
……ある人は「つながりのある温かさ」と言い、ある人は「つながりきれていない、孤立している人もいる」と言う。どちらも、事実と言える。約13万人の区民が、同じ価値観のはずはないから。
ただ、生野区の魅力は、1年仕事をしている私でも日々「こんな場所があるんや!」「こんな人がいたんや!」と発見がある。だから、まず、生野に住む人が生野の良さにも、そして課題にも気づいてほしい。
話し合いは、そんな方向性になってきました。
話し合いは、そんな方向性になってきました。
「もっと危機感を持つべき」「未来のあるべき姿から逆算して考えよう」など、いろんな意見が出ました。 |
「生野区に住んでます」と、区民がまちに誇りを持ち、まちの魅力を語れるように。「シビックプライド(わがまちを誇りに思う気持ち)」を醸成することで、外の人にも魅力が伝わっていくという考え方です。
私自身は、多世代・多文化のまち・生野の持つ「生き方・暮らし方見本市」のような、器の大きさを魅力に感じています。個性的なものづくり企業や職人の姿がまちにあり、空き家をリノベーションして面白がって暮らす人たちがいて、いろんな国からいろんな経歴やスキルを持った人たちが集まっている。
区長である私が子連れで会議に参加していても、自然体で受け止めて子どもをかまってくれる。「こんな生き方もありなんや」「面白そうやなぁ」と思える見本が、たくさんあるまち。
区長である私が子連れで会議に参加していても、自然体で受け止めて子どもをかまってくれる。「こんな生き方もありなんや」「面白そうやなぁ」と思える見本が、たくさんあるまち。
その多様性を、もっと見つけて磨いて発信していきたいなぁと思いました。
さて、区役所でできることとして、まず広報紙をリニューアルしました!
ページ数を増やし、区政三本柱である「子育て・教育環境の充実」「空き家対策」「多文化共生」にちなんだ記事や連載を充実し、「ものづくり百景」を紙面でも取り上げていきます。
ページ数を増やし、区政三本柱である「子育て・教育環境の充実」「空き家対策」「多文化共生」にちなんだ記事や連載を充実し、「ものづくり百景」を紙面でも取り上げていきます。
広報紙の紹介はこちら>>http://team-ikumin.blogspot.jp/2018/05/5.html
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また、官民でできることと「行政だからやるべきこと」も、たくさんあります。引き続き、安全・安心なまちづくりと保育・教育環境の整備について、取り組んでいきます。
学校再編については、何度もここでも書いていますが、疑問や不安な点はぜひ、区役所の担当までお尋ねください。(地域まちづくり課:06-6715-9920)
◆最新情報:生野区学校再編の動き
http://www.city.osaka.lg.jp/ikuno/category/3366-3-15-0-0-0-0-0-0-0.html
いわゆる「伝え聞き」で、間違った情報が広まっていたこともありましたので、まずは問い合わせてお確かめいただけると助かります。
しかし、今は現状を見つめ、できる手立てを打たなければ、多くの学校が単学級であるという現状は変わりません。
学校設置協議会や準備会では、お忙しい中で時間を割いて、委員のみなさんがさまざまな意見をくださっており、感謝しています。ぜひ、多くの子育て世代や若い世代にも、当事者意識を持って関心を寄せてもらいたいと願っています。
シティプロモーションのような前向きなことだけやれていたら、区長はどんなに楽しい仕事だろうと思うのですが、まちの未来のためにやるべき課題に取り組むことも、使命です。
今年度も「『居場所』と『持ち場』のあるまち・生野区」をめざし、がんばっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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◆毎月発行!「いくみん子育て通信」はこちら↓
http://www.city.osaka.lg.jp/ikuno/page/0000421989.html子育てに役立つプチ情報やおすすめ絵本を紹介しています
◆「こどもサポートネット」始まります!↓
学校と行政が連携して、こどもと家庭をサポートします
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