IKUNO×グローバル12月号 フランス



Chloé Geoffroy(クロエ・ジョフロワ)
フランス在学中に京都の大学へ留学。
卒業後、日本のゲーム制作会社に就職し翻訳を担当。


フランスのどこから?

フランスのボルドーです。ボルドーってワインで有名でしょ。このまちの大学にはワイン造りの専攻もあって、いろんな国の人が勉強しに来るんです。古い建物がたくさん残る美しい街で、近くにはブドウ畑が一面に広がっています。
あとカヌレもボルドーで昔から作られている伝統的なお菓子なんですよ。






日本語がすごく上手ですね?

会社には、いろんな国の人が働いていて、フランス語、英語、日本語を使いわけています。日本語は大学からずっと勉強していて、やっぱり話すことが一番の練習になるかな。フランス語の中には、日本語の音が全部あったから、日本語は勉強しやすかったんです。
でも、居酒屋でのアルバイトは、みんな早口だしホントに大変でかなり鍛えられました(笑)。


大学を卒業して、はじめて会社で働くのが日本ってすごくエキサイティング。これからもここでいろんなことにチャレンジしていきたいな。





日本料理とフランス料理では?

フランスでも日本料理はすごく人気ですよ。見た目もきれいだし。
でも、私が一番好きな日本の料理は割烹料理とかじゃなくて、「お好み焼き」。初めて「お好み焼き」を食べたのはフランスにいた時で、その時すごく高くてびっくりした!でも、生野には安くておいしいお好み焼き屋さんがたくさんあるから素敵!しょっちゅう通っているの。


フランス料理って聞いたら、きれいにちょっとずつ盛り付けたおしゃれなイメージがあると思うけど、それはレストランで食べる料理。レストランの料理じゃなくて、じゃがいものグラタンとか、大きなゴロゴロした牛肉の赤ワイン煮とか、ビストロで食べれる料理とか、毎日お母さんが作る大皿にたっぷり盛ったフランスの家庭料理も、ホントにおいしいいんですよ!
ああ、そんな話をしてたら、お母さんの料理が食べたくなっちゃう。




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